みなさん、こんにちは!Uttyです。
前回に引き続き、アクセス解析ツールPtengineでボトルネック発見に役立つ
ダッシュボードを紹介します。(ダッシュボード作成開始方法 → コチラ)
前回の内容はトラフィックサマリーの紹介でしたが
今回はパフォーマンスサマリーのダッシュボードを紹介したいと思います。
- トラフィック
- パフォーマンス
- ページグループ別トラフィック
Ptengineのコンバージョン、イベント機能を駆使したファネル分析
(完全ではありませんが似たようなことが可能です)も組み込まれておりボトルネックなど
を見るのにとても有効です。ぜひ参考にしてください。
それでは、早速紹介させていただきます。
①指標と推移
はじめに追っている指標を置きましょう。また、推移がわかるグラフを置くことで目標に対する状況と変化の推移がすぐわかるようになります。
CV(注文完了数) を最終ゴールとし、CVR(注文完了/ユーザー)と会員登録完了数
お気に入り登録回数、カート削除回数を中間ゴールとして設定しています。
※ECサイトを想定したデータになっており、業界によってカスタマイズが必要です。
< 補足 >
お気に入り登録はユーザーが興味関心が高いサービス・商品があったフラグとして計測するケースが多いです。また、カート内削除というネガティブな行為を最大限回避させるために中間ゴールとして設定する場合があります。
ボタンを中間ゴールとする場合、ユーザー様から反響が大きいPtengineの「イベント機能」を利用しましょう。サクサク設定が可能です。
②チャネル別指標
チャネル別で傾向が大きく違うことが多く、どのチャネルからのユーザーが多く、購買しやすいのか(CVR)、購買されたのか(CV)を一目でわかるようにチャートをセットしています。
このデータの場合、キャンペーンからユーザーが多く訪問されているため(新規率が低いので再訪問者が多いとわかる)そのCVR改善で大きく収益を向上させることができます。
再度訪問してくれたユーザーと想定して、特別オファーのポップアップを出す対策をしてもいいかもしれませんね。(Ptengineのポップアップ機能が2019年1月にリリースされたのでお時間空いた時にも見てください)
③ファネル別指標
こちらはPtengineの「イベント機能」を用いて購買ファネルと会員ファネルの2つを作成しています。
注文完了するまで、
- 購入ボタン→ 2. カート確認ボタン→ 3. 購買手続きボタン→ 4. 氏名記入 → 5. 住所記入 …
と購買ボタンをクリックしたり、入力フォームの氏名・住所をクリックをする過程があり
そこにイベント機能で計測することでファネルができ、どこで購買しようとしている人が離れてしまっているかボトルネックを発見するのに効果的ですのでぜひお試しください。
最後に
以上です。今回のダッシュボードではPtengineの機能でイベントを設定したりと仕込みが必要ですがダッシュボード作成自体は15分以内でできてしまう内容です(私は慣れているため8分ほどでした)ぜひ、試してくださいね
ダッシュボードに対するフィードバックやこのダッシュボードの細かな作成方法の質問など、喜んで承りますのでチャットでもメールでもお気軽にお声がけください。
それでは