レッスン|Ptengineでトラフィックサマリーダッシュボードを作成してみた Vol.1


#1

みなさん、こんにちは!Uttyです。
webサイトのボトルネック発見に役立つダッシュボードを作りましたので3回に分けて紹介します。

Ptengine単体でもある程度のデータを確認することができますが、実は「Datadeckで様々なデータを活用しよう」で紹介したDatadeckを組み合わせるだけで…

・本当に必要なデータのみを抽出することができる
・Ptengineだけでは表現できない見やすいグラフになる
・前よりも状況把握、ボトルネックが発見しやすくなる

といった効果があります、またチームメンバーに状況を簡単に共有することができます :sunglasses:

[特典]
このページの一番下に数十秒でこのテンプレートが使える方法を記載しているのでそちらもご確認ください :rainbow: :grin:


それでは早速、紹介させてください。

1. トラフィック
2. パフォーマンス
3. ページグループ別トラフィック

今回は、トラフィックのサマリーダッシュボードについて紹介します。
ここでは、主にトラフィックの状況を確認し全体感を把握する目的が強いです。

現状把握 → 仮説 → 分析 →アクション

という一連の分析フローがあり仮説を生み出すためには現状把握が重要です。

そのための作成したダッシュボードが以下になります。

ダッシュボードをデザインする際に意識すべきことは、
指標→推移→詳細といった順で並べると見やすくなります。
また、認知心理学的に10枚前後のグラフしか人はすぐ認識できないという結果がありますので
作りすぎには十分に注意しましょう。

①指標

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代表的な指標を用いています。企業もしくは担当者によってこの指標ではないものを
置く必要があります。

・ユーザー数がどのくらいいるのか
・セッション数はどのくらいあるのか
・どのくらい直帰してしまうのか(回遊されていないのか)
・平均滞在時間(どのくらいそのページを興味もってくれたのか)

前週と比較してGoodかBadか判断するためのシンプルな指標が置かれています。
Goodだとそれ以降のデータを見る必要がなくなります。Badだとどこに問題ありそうか詳細な
データを見にいくことになります。

②推移

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トラフィックのため、ユーザー(UU)数を増やしたいという目的があるかと思います。
ユーザー(UU)数の推移でどのタイミングで前週比と比較し増加したのか、減少したのか
が確認できるグラフを設置しています。

前週と比較して気になるほど変化があった場合、どのようなユーザーが減少したのかをブレイクダウンにしていく必要があります。(今回紹介する以外のグラフを用意する必要がある場合もあります)

例えば、デバイス軸、都道府県軸、流入元軸、キャンペーン軸など必要に応じて前週比の数字と併せて用意する必要があります。

③ユーザー傾向

デバイスや都道府県などユーザーの性質のヒントが得られるような情報を並べています。

・デバイス状況

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→ユーザーの年代やそのサイトを見るシチュエーションが浮かび上がってきますね。

・都道府県(エリア)

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→どの地域で多く目に触れられているか確認できます、ある地域では口コミが広がり
サイトが多くみられているなど傾向がでますよね。

④その他補足情報

代表的な情報をダッシュボード上部に集め、下には補足するようなデータを並べています。

・どの曜日がどの時間帯に集中して見られやすいか

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このダッシュボードでは、曜日ごとの差はないが(大きなファインディングスです)18:00-1:00にアクセスが集中しやすいサイトということがわかります。メルマガやアプローチする最適な時間がわかったかと思います。

・チャネル別推移

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下のほうにグラフをセットしていますが、ダッシュボード上部にもっていってもいいほどの代表的なグラフになります。どのチャネルからアクセスが多いか時系列でどのように変化があるかを確認することができます。

・ページ毎のPV
どのページに人が集中し、インパクトがあるページかを一瞬で把握することができます。改善すると収益に大きなインパクトが与えるページとして認識することができます。

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最後に

以上がトラフィックサマリーのダッシュボード紹介となります!
はじめにサイト状況を把握するためには最低限のグラフが用意されているのでぜひ作成してみてください。

Datadeckを試す

また、今後のダッシュボードサンプルはブラッシュアップしていきますのでアップデートされましたら都度共有させていただきます!:muscle::grin:

次回の「Samle#2」も少々お待ちください。

また、このようなダッシュボードサンプルが欲しい!などあればお気軽にコメントしてくださいね。ダッシュボード作成使用する上で疑問などありましたらご遠慮なくお知らせください:smile:


特典

こちらのテンプレートを早速利用する場合は、以下のステップを行ってください。

step1:どちらかの方法でDatadeckの登録を済ませてください

※ Ptengine管理画面の右上から登録(始め方ガイド)※←記事内step1まで完了してください
Datadeckサイトから登録


step2:登録完了後、Sampleページを開き、画面右上「このテンプレートを使う」をクリック


step3:ログイン画面で<ID>と<パスワード>を入力

※Ptengineと同じIDとパスでも「Ptengineのアカウントでログイン」は使わず、必ず記入形式でログインしてください。

上記3つのステップでこのダッシュボードをあなたもすぐ利用できるようになります。もし、お困りがありましたらコメントもしくは管理画面右下にあるチャットからご連絡ください。

:arrow_forward:︎第2回の記事はこちら!


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