みなさん、こんにちは!Uttyです。
今回もサイトでユーザーの行動・心理を把握する上で大切なデータの見方を紹介させてください
今までのおさらい
前回は注文完了数といった成果の指標を確認しながらイベントトラッキングを用いて「購買ファネル」、「フォームファネル」を活用しボトルネックを把握の仕方を紹介させていただきました。
第0回「ダッシュボード作成のはじめ方ガイド」
第1回「Ptengineでトラフィックサマリーダッシュボードを作成してみた Vol.1」
第2回「Ptengineでパフォーマンスサマリーのダッシュボードを作成してみた Vol.2」
今回の紹介内容
今回は全体のページをptegnineでページグループ化させ、その詳細やパフォーマンスをチェックするダッシュボードを紹介させてください。
ページが多岐にわたる場合、細かすぎない一定粒度のグルーピングを行い、
グループごとにどのような状況かを確認することで
■インパクトの大きい箇所の特定
■改善すべき箇所の特定
することが可能です。
それでは、以下がページグループごとのダッシュボードです。
ページグループごとの詳細情報
自由に見たい指標をページカテゴリごとに確認できるチャートになっています。
CV / CVR / PV / 訪問数 / 入口数 / 新規率 / 1UUあたりのPV / 離脱率 / 直帰率 / 平均滞在時間
を確認することができ、簡単にソートすることが可能です。
ページ単位で見てしまうと傾向が見えにくのですが、ページグループ単位で各指標を見ることで
Goodな点やBadな点が発見しやすくなります。
ページグループごとの人気ランキング
ここでは、訪問数(セッション数)や入口数が多いカテゴリを把握することが可能です。
■訪問数が多いランキングで意識すること
カテゴリを把握することで改善においてインパクトが大きいページが
わかります。そのインパクト大きいページが先月もしくは前年と比較した時、減少傾向にある場合は要注意です。
■入口数が多いランキングで意識すること
入口数が多いページグループは、**そのサイトの顔(広告塔)**と呼べることを意味します。
集客をしやすいページという意味となっていますので、そのカテゴリ内で入口数が多いページを深く分析すし、同グループ内の入口数が少ないページに対して積極的に改善を施せるようになります。
ページグループごとの課題ランキング
課題となるページグループを発見するきおとができます。
決して、直帰率、離脱率が高い = 課題とならない場合もありますが一般的に改善すべきところを特定する上で一般的なものとしてご紹介してます。
直帰率が高くては回遊されないため、直帰率が目標よりも高くなってしまっているグループにおいて、ページごとにブレイクダウンさせ改善が必要です。積極的にPtengineのヒートマップ(直帰ユーザーフィルター可能)と組み合わせて、どの箇所で離脱していまっているのかを紐解くとより一層改善策に繋がります。
離脱が多い箇所も、回遊を継続してもらう上で改善が必要不可欠です。どの箇所で離脱してしまっているか同時にこのようなグラフで確認をオススメします。
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。
ページグループを活用したダッシュボード(レポート)サンプルを紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
1ページ1ページのページ単位でデータを眺めていても、本当に改善すべきポイントは見えづらいものです。
一定の粒度でグルーピングを行うことで改善スピードが格段に上がりますのでぜひページグループをご活用ください。
今後もPtengineのアクセス解析、ヒートマップをより一層活用いただけるようなダッシュボードを紹介していければと考えております。
ぜひ、このようなダッシュボードもサンプルを紹介してほしいなどありましたら起きるにコメントください
では、この辺で!