いつもPtengineをご利用いただきましてありがとうございます。
今回の記事では、ページを改善する際の簡単なポイントをお伝えできればと思います。
以下は大まかな流れとなります。
① ジャーニーマップを確認する
② ボトルネックとなっているポイント(ページ)を把握する
(コンバージョンファネル)
③ ファーストビューの離脱率確認
④ 読了率を確認して、コンバージョンポイントまでの人数を把握する
⑤ 提供コンテンツがユーザーに最適なものになっているか確認( アテンションヒートマップ )
⑥ コンバージョンボタンでアクションがあるか確認する( ページ分析、イベント機能 )
ヒートマップを初めてみる時
データを計測していただき、ある程度データがたまりましたら
計測対象のページをヒートマップ で確認いただいていると思います。
ただ、データが溜まったからといってページのヒートマップ データをみてもなんとなく状態が把握できるだけで、どうアクションに繋げたらいいか分からない状態だと思います。
カスタマージャーニーマップを用意する
Ptengineを導入いただいたWEBサイトでは、カスタマージャーニーマップを
用意いただいていると思います。
ページを分析する際は、まずこのストーリーにそって
どのフェーズで改善点があるかを確認していただく必要があります。
コンバージョンファネルを確認する
次に、ファネル機能を使って、どのフェーズで離脱が多いのかページ全体のパフォーマンスを確認してください。
※セッション数の遷移をみることができます。
離脱している数が大きいフェーズを把握したら、該当のページをヒートマップ 機能を使って分析していきます。
実際に改善する時に確認する4つのポイント
1. スクロール到達率のセカンドビューの始まりの%
集客のペルソナとコンテンツがあっているのかを確認します。(クリック、アテンションどちらのヒートマップ にも表示されています)
ジャンルや商材などでことなりますが、最低70%程は確保していただきたい部分となります。
ここで離脱が多い場合、流入しているカスタマの期待値とファーストビューのコンテンツが合っていないか集客先の広告や媒体などを再度検討していただくポイントとなります。
具体的には流入元のリンクにパラメーターをつけておき、セグメント機能で流入元の露出媒体や広告が正しいペルソナにリーチできているかを確認いたします。
※ビジネスプラン以上で使えるセグメント機能でフィルタをかけることができます。
2.コンテンツの読了が、正しい推移をしているか
読了率が、ユーザーを遷移させたいポイントや見せたいコンテンツまで読了しているか確認します。
アクションさせたい地点までコンテンツまでの流れが問題ない場合は、1%~3%以下の数でしか読了率は下がらない傾向があります。
数字の乖離が大きいポイントは、ペルソナの期待値と違うコンテンツを表示してしまっている指標となります。
クリックして欲しいボタンやコンテンツへのリンクの地点にたどり着く前に、5~10%以上の離脱があった場合は、直前のコンテンツを見直しする必要があります。
※コールtoアクションのボタンの地点で読了が落ちていても、遷移が発生しているだけですので問題ないとみて大丈夫です。
3.アテンションヒートマップの色のつき方にムラがないか
読了率はPV数がどの地点まで発生していたかを見る指標ですがアテンションヒートマップではコンテンツを見ていた時間で色がつくロジックとなります。
提供コンテンツによりますが、コールtoアクションボタンまでの経路で各コンテンツの色の差が大きい場合は離脱ポイントの要因になってしまいCV数の低下に繋がってしまいます。
※左のヒートマップ のように、色が一定で繋がっている方がカスタマの
集中力が持続されている状態です。
4.コールtoアクションボタンがページ内のわかる部分に表示されているか
上記3点がクリアできていても、アクションに繋がらなければ意味がありません。
ページ分析のクリックやクリックヒートマップ で、流入ユーザーがコンバージョンポイントでアクションをしているか確認します。
イベント機能を使って指定のボタンやリンクをトラッキングすることもできます。
さらに、イベント計測結果をセグメントとして使い、アクションした人のページの動きを確認して、アクションしていない人との動きの差やコンテンツの抽出をすることができます。
(ヒートマップの比較機能で確認できます)
■ヒートマップ 比較の追加
■追加後の画面(左右で期間や再訪、新規、また違うページを比較することもできます)
まとめ
WEBサイトのジャンルやカテゴリなどによって全てに今回の件が当てはまる訳ではございませんが、もしPtengineをご活用いただけておりませんでしたら、お試しいただけますと幸いです。
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。