通販サイトで利用する場合、どのような設定をしておくとよいですか?


#1

こんにちは
いつもPtengineを利用させて頂いています。

通販サイトを運営していて、日々ヒートマップを見てはいるのですが
なかなかサイト改善や売上向上に至っておりません。

今は購入完了ページをコンバージョンとして設定しています。
さらに有効な分析をするためには他にどのような設定をするとよいか
アドバイスを頂戴したいです。

どうぞ宜しくお願い致します。


#2

ECサイトを運営していらっしゃるのですね!

ECサイトはモール型や直販型によってPtengineの使い方が
変わってくるかと思いますが、ご参考になりそうな
使い方をご紹介しますね。

①購入フローを徹底的にわかりやすくする
購入完了ページをゴール設定されているとのことですが、
こちらはファネル設定されていますか?
コンバージョンフローを最適化することが、収益をあげるのに
1番の近道ですし、キャンペーンで流入を増やしたのに
フォームが使いにくくて実は損をしていた!なんてことは
避けたいですよね。

そこでファネルを用います。
名前登録、住所入力、配送時間入力、クレカ入力、etc…
ユーザーがどのタイミングで離脱したのか、わかりますか?
方法はそれぞれの入力フォームや入力内容送信ボタンにイベントを設定してください。
そして、それらのイベントを"コンバージョン"の設定にて、ファネルを設定します。
ファネル設定についての参考資料:http://bit.ly/PTEfunnel201810

この設定すると、フォーム上でどの段階で離脱したのか、
というのがはっきりとわかります。
余分な内容がないか、スムーズに、迷いなく入力してもらうにはどうすればいいのか
検討の材料にしましょう

②どのカテゴリが人気か
ページグループという機能があります。
導入後のなるべく早い段階でこのページグループを作成してください。

このページグループで事前に設定しておくべき内容は
ページのカテゴリごとのページグループです。
例えば、
ネックレスのカテゴリ
ブレスレットのカテゴリ
バッグのカテゴリ
といった商品のカテゴリ

また、
よくあるご質問ページのカテゴリ
カートなどCVフローのカテゴリ
サービスの流れを紹介するページのカテゴリ
サイトのメリットを訴求するカテゴリ
商品一覧のカテゴリ
商品詳細ページのカテゴリ
などなど

分けるポイントとしては、
同じ役割を持っているページをまとめます。
またこのページグループもファネルに設定できるので
離脱箇所が浮き彫りにできるようなグループというのも
考えられます。
例:TOPページ>商品一覧ページ>商品詳細ページ>カート>顧客情報入力>クレカ入力>確認画面>購入完了ページ

ページグループができたら、
それぞれのページグループで
★PVが多いページグループ
★入口数が多いページグループ
★コンバージョンが発生しやすいページグループ(CVセグメントをかける)
★滞在時間が多いページグループ
★直帰が多いページグループ
★離脱数が多いページグループ
などをランキングしてみましょう。
そうするとどんなことに興味があるユーザーが見えてきます。

ユーザーがわかれば、
どんなキャンペーンが刺さるのか
ファーストビューで何を訴えるべきか
ページ構成はどうすれば良いのか
メニューには何を出せばいいのか
フッター固定のコンテンツは何がいいのか
というところが見えてくるかと思います。

また
入口ページが多いページグループ
CVが発生しやすいページグループ
というのは改修するとインパクトがでかい箇所
ということが言えます。

そこをヒートマップで見て
よりCVRをあげるためにどうすればいいかを
検討してみましょう。


#3

分かりやすくご回答頂いて、ありがとうございました。

さっそくファネル設定して
購入までにどこで離脱されているのか見てみようと思います。